(2007年6月9日)
■圧倒的な岩壁 『肥前ヶ城東壁バットレス』 をポツリポツリと彩る ミヤマキリシマ
世は将にミヤマキリシマのニュースに沸きかえっていましたが、今年も虫の被害とか、足並みの不揃い・・若干の遅れ・?とかで中々全山
まっピンクの山肌を鑑賞するには早かったようです。 一年で一番、九重連山が賑やかになるこの時期、南側斜面からのアプローチでひっそり
と咲くミヤマキリシマ他、久住の花達に逢瀬叶いますかどうか・・・さて、お楽しみ♪
■枯れ沢の多い九重連山において水流のある流れに出会える事は
これまた嬉しいものです。当初の計画は赤川登山口付近から潤島川に
進入し北上、扇ヶ鼻と肥前ヶ城の中間に出る予定だったのだが、どうも
分岐の箇所が曖昧で解らず、肥前ヶ城と久住の中間に出る出る流れに
入ったようだ。 所々で硫黄の噴出す 温泉地帯の川らしい渓相では
あるが、まぁ流れを辿ってみよう!多分すぐに水は涸れるでしょう・・
■緑のふわふわの苔がむした独特の渓相の潤島川を辿る・・・ 川底からポコポコを何か湧き出している所も見かけられる。 水は冷たいねー!
■胸まで浸かると キーンとなるくらい冷たい水でした。 ■淡々と遡行します。ドウダンツツジをめいでながら。
■沢沿いはコナラ・ミズナラの原生林が清清しい区間でした。 ■この先間もなくで水涸れ
■≒ 1時間の沢歩きで 実にアッサリと水は涸れました☆ ■ 左側に見えてきたのは肥前ヶ城の東壁バットレス
■沢涸れと同時に急斜堰堤の連続する区間になる。ここは落石の懸念がある為に、右側の尾根をヤブコギする事にした。
※このコースは一般コースでは無く、天候急変時には落石の可能性も高い。進入する際には自己責任で経験者同行の事。
■暫くは 笹ヤブの潅木帯尾根をヤブコギし、連続する堰堤を全て巻いた方が良い。堰堤区間が終わり傾斜も少し緩んだ頃に谷に戻る。
■圧倒的な 肥前ヶ城東壁バットレスの南側。 ここは開拓されているのだろうか・・・
■涸れた沢のゴーロ地帯を遡る・・・振り返ると久住南側の平野が俯瞰できる ■実に開放的な源頭域だ。
■肥前ヶ城東壁バットレスの全貌。
■どこかアルプスの山々を思わせるような実に抜けの良い、開放的な詰め部分・・・白砂のザレ場には 今にもコマクサでも咲いていそうな・・・☆
■九重連山の広大な風景! 潤島川源頭部の開けた区間は素晴らしい!
●● 九重連山を彩る花達 ●●
●コケモモ ●ミヤマキリシマ ●ツクシドウダン
●マイズルソウ ●ベニドウダン ●コレ何・・?
■久住縦走路に咲き誇るマイズルソウの群落の写真と撮る。 ■コチラは おにぎり(特大)をほお張るメルヘンチックな綾吉さん♪
●ロマンティックな ふたすじさんと天唐さん。
■下山は扇ヶ鼻周りで。 縦走路に出ると雨が降り出しました・・・・ 雨とガスに浮かぶ 扇ヶ鼻山頂! 皆さんお疲れ様でした☆
■時 期 : 2006年 6月 9日
■地 図 : 久住山・ 湯坪
■メンバー : ふたすじ、天唐渓遊、綾吉 (敬称略)
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