●黎明の北岳・・・八本歯の頭から昇る朝日●
単独行の時はいつも03:30頃には起きる、外は快晴の様だ。夜中の02:00ぐらいからカメラマン達が慌しく三脚を立て
思い思いの場所に陣取っていた。黎明の一瞬を逃さない為であろう。昨日、北岳山荘の管理人が言っていた通り、夜明け
前に暫く突風が吹きまくった。目の前の三人用テントは見るも無残に破壊されてしまい、内に居た学生と先生が山荘に避難
していた。事前情報を得ていたので、いつもにも増して頑丈にテントロープを張っていた私のテントはビクともしなかった。
温かいスープとパンをかじってテント撤収。05:00行動開始だ!
■刻一刻と変わり行く黎明の瞬間 ■雲の上に頭を出す富士山
■山荘前には多くのカメラマンが三脚を据えて
富士山や夜明けの北岳を狙っていた。
■南アの貴婦人”仙丈ケ岳”の山容。
■中白根方面の稜線
●イワオウギ
■間ノ岳方面の山容。
■中白根山頂 (3055m) ■北岳山荘を振り返る。
●稜線から・・・雲海に浮かぶ富士山●
●チングルマ● ■間ノ岳山頂 (3189m)
■堂々たる農鳥岳の山容。
■農鳥小屋テンバでブランチ。豪華ラーメン ■間ノ岳を振り返る。
■南アルプスの深い山並み ■大学ワンゲル部のボッカ訓練。キスリングが重そう。
■間ノ岳の全容。雄大な山だ。
●タカネツメクサ● ■農鳥岳山頂 (3026m)
●ヤツガタケタンポポ● ●アオノツガザクラ●
■ハクサンイチゲのお花畑 ■農鳥岳を振り返る
■大門沢分岐点 ■大門沢小屋への急降下道!
●キバナシャクナゲ(黄花石楠花)● ●キスゲなどの花畑が広がる●
■大門沢小屋 ■大門沢小屋テント場・最後の泊営だ。
■最後の泊営地 大門沢小屋のテンバは水場がすぐ近くにあるので
とても助かる。しかも4分間¥500の温水簡易シャワーも設備されて
いる。時間も早いので小屋特製の豪華カレーを頂戴した。ビールと共に
今回の山行を振り返る・・至福の一時だ。まだまだ山に留まりたい気分
だが、今日でおしまい・・寂しい限りだ。最後の夜は梅酒を一杯飲んで
あっと言う間に熟睡してしまった。富士山が最後までテントから見えた。
■この日も03:30起床、スープ&パンの朝食を取り、
05:00行動開始。最後の最後まで富士山が
見送ってくれる中、後ろ髪引かれる思いで大門沢
を後にした。南アルプスの神様、好天をありがとう!
■大門沢小屋からは沢沿いの道に橋がいくつか ■南アルプスの豊かなブナ林・・・壮観だった!
架けられていた。
■小屋から2時間半で奈良田へ下山できた。
林道に出てすぐの休憩所にて。お疲れ様でした!
●小屋からの道のりは思ったよりも随分と早かった。2時間30分みておけば充分に奈良田に着く。
バスの時間は09:25・・・充分に時間はあるが、奈良田温泉”帝の湯”は09:00からの営業
開始だ! バスに間に合わない。 温泉の裏手に回って、従業員さんに交渉した・・・・
「私、福岡くんだりからわざわざ この奈良田温泉に入りたくてやってきました。バスの時間が
ありますので、少し早めに入れて下さい・・・♪」 従業員のおばさまは特にハッキリとしたコメント
を残さずに奥へ消えていったが、08:30にバスに乗る人達だけ早めに入浴させてくれました。
奈良田温泉の皆様ありがとうございました! スッキリ汗を流した後は バスに揺られて身延駅
まで。そこから電車 & 新幹線で博多へ帰着。 無事に下山なによりでした!●
■時 期 : 2003年7月30日〜8月3日
■地 図 : 間ノ岳・ 夜叉神峠・ 鳳凰山・ 仙丈ケ岳
■メンバー : 単 独
*4