小丸川源流・大蛇谷(オロチダニ)
         
                              (2002年5月25〜26日)

  椎葉村と西米良村の村境の地、大河内には小丸川の源流の谷が張り巡っている。その中で、一際オドロオドロシイ
 名前の谷がこの”オロチ谷”である。一昔前の村々の言い伝えの残る彼の地の谷には、誠に意味深な名を持つ谷や、
 峠が多い。しかし谷に降りてみると、そこはとても明るく開放的で水の綺麗な流れが我々を迎えてくれた。神代の伝説
 色濃く残るこの地にあっては、ここおられる全ての神々に許しを乞うて、少しの間お邪魔になろう。


  大河内峠を神門方向に過ぎたあたりに旧街道”中山峠”が走っていて、その峠道の遥か下の方に沿うような形で谷が
 刻まれている。大河内の峠道を通っても分かり難い谷であるのは、道の対岸に注いでいる谷であるからであろう。ここも
 昭和初期に国有林伐採の憂き目に遭ったのだろうが、今は谷筋を中心に自然林が猛烈な速度で再生を進めている。




 ■水はとても綺麗!淵と滝が織り成す渓谷美。
 これからの遡行が愉しみだ!                     ■暫くは遡行に専念の二人。

        
 



 





■思わず見とれるような、
二条に架かる秀逸な美瀑だ! 
天唐さんも見入る。





 ■長瀞の出口を確認する天唐さん。泳いでください・・・
   





                                 
                                 ■マダラの風格のあるヤマメが多い。



■腹側の飛び斑がマダラっぽいが・・顔つきがどうも・?     



    ■天唐さん大いに振る。
      

 

   

■二段の美瀑は水量豊かだ。                       ■この手のパーマークはいかにもソレっぽい。     
  


■顔つき目つきは別として、パーマークの丸型はマダラの  
 ソレと思っても良い個体だ。腹側にもビッシリの斑。
      ■画像に出にくいがエメラルドグリーンの水だ!
    



■開放的な区間が続いた。羽峡さんも振る。            ■奥の原生林が眩しい。
  
                                           



 




■沢胡桃の木下にテンバ適地だあった。
我らの母なる木の下で今宵一晩お世話に
なる。流木も豊富で焚き火に困らなかった。
今日のタープの芸術的な張り具合だね!



                      〜〜●● 2日目・ 晴天 ●●〜〜



 





■原生林からの木漏れ陽が、
 気持ちいい!
 奥は深いが開放感が良い!


■谷はゴルジュの様相を示す。                 ■羽峡さん谷に浸る!
    

   ■このパーマークも丸い、小さい、ソレっぽい!
    



 ■岩稜帯ゴルジュの出口にかかる滝・・・この滝が魚止めになっているようだ。
 


■魚止め滝の下に居た一匹。これも色合いとマダラ型(丸型)
 パーマークが特徴的だ。 
 

   ■源流の様相を呈してきた。
    


 

■この斜面を登って林道に出る。                ■これを暫く下ると中山峠のダート道に出る。
     



 




■中山峠からの展望。所々伐採跡が痛々しい。
 しかし谷筋を中心にまだ原生林が残っている。
 小丸川の源流はやはり美しい水と渓相でとても
 心地よい時間を過ごす事が出来た。





■時  期  :  2002年5月25〜26日
■地  図  :  日向大河内・ 上椎葉
■メンバー  :  羽峡・ 天唐・ 沢グルメ


                                           




























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