椎原川源流〜鬼ヶ鼻岩谷(仮称) (2007年7月16日)

■2007年、海の記念日を絡めた三連休は台風4号の九州接近により
 雨雨雨・・・九州南部では大きな被害も発生している。折角の三連休
 の最後の日も、朝から雨でした・・^^;まぁ、でもこの日は昼過ぎから
 は晴れるでしょう!期待を籠めていざ出発! しかし・・・
 入渓直後から雨に降られました。

 さて、今回遡行した谷は大きく言うと「室見川源流」。百道浜から上流
 に向かうと、シロウオ漁で有名な 室見団地界隈を抜け内野方面に
 向かい、そこで大きく二股に分かれる。上流に向かって右手に分かれ
 る川が室見川の名を引き継ぎ坊主川(金山沢)を分け、新飼川を分け
 花乱の滝で有名な、滝川谷を分け、曲淵ダムに突き当たる。その先は
 野河内渓谷と称され、井原山の斜面に吸い込まれるのだ。

 一方、内野から左に進む流れは椎原川と名前を変え、背振山頂方面
 に向かう車谷を筆頭に、小爪峠へ突き上げる小爪谷の迄の間に扇状
 に支谷と広げる。その背振へ向かう車谷と 小爪谷の間に規模は
 小さいが、鬼ヶ鼻岩ピークへ真っ直ぐに向かう直登谷がある。この谷
 は通常時はおそらく水量も少ないであろう小さい谷であるが、この大雨
 の直後な だけに少しは水もあるでしょう♪
 登り慣れた鬼ヶ鼻岩へ沢から真っ直ぐに・・更に出きれば鬼ヶ鼻岩直下
 の岩場も登れたら面白いのだが・・・さてさて、お天道様は雨をあげて、
 岩場を乾かしてくいれますかね〜・・・♪ 乞うご期待!

    ■入渓点は植林の中の沢歩き・・しかもすぐに雨も降ってきた・・^^; 淡々と遡行を続けて時折出てくる 小滝に戯れる♪  水が好きなミッチー☆
   



■今日が初の沢登りだったマスモさん、水流と戯れます。                ■フリークライマーであるカラビナさんも今日が沢デビュー♪
   



■マスモさん余裕のVサイン♪
 


 ■暫くはゴーロの谷が続くので、辛抱して遡行に専念。 しかし中流域には
 沢筋ぎりぎりまで覆い茂る藪に閉口する。ブッシュを避けるための巻きを
 交えながら淡々と遡る。沢の右左にソマ道?登山道らしき踏み後が付いて
 居た。 下山はこれを使えそう♪


■時折出てくる小滝は 大雨の後でもコレくらいの水量・・・っ事は 平常時はチョロチョロ・?  マスモさん直登る!
   

   ■カラビナさんもこの界隈に詳しい、藪山キラーです!
   



■苔むした感じが良いですね〜!                              ■赤っぽい花崗岩質の滝
   



■落ち口の浮き気味の石に気をつけて ミッチーシャワー!               ■マスモさんも乗り越え!
   



      ■これが最大の滝かな・? 高さは8mスリングで一杯だった。水量が多いのでちょっと面白いが、 水芯はちょっと厳しいので水際の右を登る。



         ■マスモさん、カラビナさんも 全身に飛沫を浴びての シャワーックライム! これクラスの滝でも連発すると面白いのだけどね・・☆
   



■ナメもありました!                                       ■源流域の渓相が一番印象的な沢でしたねー。
   



■源流域は水流が大岩の間を流れる・・・水涸れまでもう少しのようだ。       ■最後の水を楽しみましょう♪
 
 ■これを抜けたら水が涸れて・・・
 






 ■沢詰めの最後の部分でちょっと右を取った為に、鬼ヶ鼻岩の少し小爪よりの
  縦走路に飛び出た! 終始ガスがかかった雨交じりのお天気でしたが、まぁ
  そんな事もあるでしょう〜☆ さて、鬼ヶ鼻岩山頂に向かいましょう。
  皆様お疲れ様でした!




                

   ■本来の狙い・・でもあった鬼ヶ鼻岩山頂岩場の偵察の為、懸垂下降でピンやら岩場の状況を観察してきたが、やはり情報の残置ボルトは古い。
    トップロープで登り返してもいいが、雨交じりの濡れた岩場ではちょっと無理なので次回に持ち越しでしょう♪ 今度は下から登れるかね・・・^^;
    直下のスラブはツルツルの絶壁で、中央部のハングはA1かな・・? 山頂テラスには 初登メモリアル・プレート(1958年初登)が輝いていた☆








■時  期  :  2007年 7月16日
■地  図  :  背 振 山
■メンバー  :  カラビナ、 マスモ、 ミッチー、 沢グルメ (敬称略)

 






                                             































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