(2001年7月14〜15日)
大吹谷は日之影川源流に数多ある支谷の中でも、緑溢れ変化に富む秀渓と言っても過言ではないであろう。
五葉岳・鹿納山の稜線から染み出る岩清水を集め、日之影川本流へと一気に流れ落ちるこの谷は水量も豊富
で夏の時期でも水温は低い。渓魚達にとっても住み心地は良いであろうこの渓谷で、束の間俗世を離れてみる。
日之影川沿いに架かる中村橋を渡り、林道を上流に向かう。日隠橋を通過しばらく走った所から見当を
つけて谷に下る。谷筋は原生林に囲まれて気持ちの良い渓谷だ。夏の日差しを受けて谷の煌く水流を渡り
上流へ進む。
■流れが強い、天唐さん振られる。 ■入渓点の渓相。
■スケールの大きな谷だ・・天唐さん溶け込む。
■色艶といい、パーマークといいとても味のある固体だ。
在来種と信じたいなぁ。
■滝数が多い谷
■大石の下から瀑流が流れる。
■マダラ状のパーマークだった。
■谷は変化に富み遡行する者を
飽きさせない。大石の下の釜を
越え、上流を目指す。
■ルンゼ状の滝を越えると谷は開ける。
天唐さん振ってみる。
■大人びた顔つきのヤマメだ。色も良い。
■表面のヌル強く、エナメルコーティングしているかの
ような光沢を持つ山女だ。コンディションは良い。
■中々ヤマメがよく走る。 By 沢グルメ。
■淵あり滝ありナメありと変化に富む谷であった。 ■実際はもっと赤みが強い感じであったが。
■沢沿いのゴロゴロ石の狭いスペースだったが、
ここでタープを張った。これから先には適地が
無さそうだ。目前に沢胡桃、桂、ブナの原生林
が望める良い場所なので少々ゴツゴツしてても
大丈夫でしょう。
●● 2日目・雨のち曇り ●●
■二日目は朝から土砂降り!この滝を越えるか否か迷ったが
雨で足場も悪くなる。左岸を巻きながら脱出するか・・・
■もう前が見えなくなってきた、土砂降りだ!
増水の可能性もある。即脱出する。
■この斜面を攀じ登ろうか・さっきまで水流は無かったのに。
■斜面は急だが手がかりは豊富だ、確実に登ろう。
■ある程度登りだすと雨は小降りになった。 ■羽峡さんガレ場登る。
■変化に富み緑溢れる秀渓「大吹谷」。
雨に濡れた岩肌や緑が艶やかに光る。
■羽峡さん斜面で一休み。
■林道下りも終始雨に降られた。
■時 期 : 2001年7月14〜15日
■地 図 : 見 立
■メンバー : 羽峡・天唐・沢グルメ
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