五ヶ瀬川支谷・小川岳東面谷(仮称)〜 小川岳(2007年9月23日)

   

   ■九州屈指の荒瀬を誇る五ヶ瀬川の源は、霧立越山地の国見峠を境に北部に無数の支谷を広げる。馬見原から国見峠峰方面に進み、本屋敷の集落
    付近で五ヶ瀬川の対岸に注ぐ谷が面白そうだ。霧立越山地北部の小川岳の東斜面から真っ直ぐに山頂へと突き上げ、途中に有力支谷も多そうだ。
    中々お気に入りの水系であるし、何が出てくるかはわかりませんが、ちょっと内を覗いてみましょう♪ あとは野となれ山となれ☆




■天下の酷道265号線沿いに流れる五ヶ瀬川の、本屋敷付近の対岸に渡渉し谷へ侵入。暫くはゴーロを進み、時折出てくる小滝を越える。



■水はさほど冷たくは無いし水質もまぁまぁかな・・・ 積極的に水に親しんで遡行を続けましょう♪ リフトさん、綾吉さんシャワーです。
   



■ちょっとした釜を越えると・・・・                                  ■そこは一枚岩のナメでした!
   




        ■黒い一枚岩の上を滑る水流・・≒100mの区間続いた滑床でした! 癒しの谷だぁ・☆
        



■ナメの後はちょっとしか釜が出てきた・ 泳いで取り付き、正面から越える。    ■身軽なリフトさん♪
  
   




■続いて 2段滝。                                        ■軽快に越えるふたすじさん。
    



■2段目は小釜を泳いで取り付き。                             ■皆さんシャワーで抜けました。
  

  ■この辺りから倒木が目立ち始め、遡行に難儀する・・・^^;
  






     ■一旦林道が横切った後、伐採地で一際目を惹いた ケヤキの大木!よく残ってくれた! この先 少しの間原生林が茂っていた。
   
   





■原生林の中 気持ちの良い区間の始まり!                       ■こんなシャワーなら大歓迎ですね♪
  




■美しい二段の斜滝!                                      ■軽やかに抜けるリフトさん。
   




■ふたすじさんもフリーで突破!                              ■続く6mくらいの滝が落ち口ちょっと微妙なムーブ・・ザイルを出した。
   


 ■かなり滑りやすい滝でズルッと来た人が多かったですね・ザイルがあって安心でした!
   






■これからの区間、倒木と伐採木が谷を埋め尽くし、アスレチックの要領での遡行が続く。体力も時間もかなり費やして不毛の遡行が続き・あぁ、人間の罪業の深さを嘆く。
                  






 ■倒木帯が一段落した所に二段の滝! これがこの谷最大の滝かな・・・途中まではフリーで登れるが落ち口付近がちょっと難い・・ザイルをもらって登る・・・^^;
   



         ■伐採された明るい谷をしばし登る・・・気持ちは良いが・・複雑な心境である。  途中、伐採を免れた樹木が青空に映えていた!
 



 ■そしてまた伐採により崩落した土砂が谷を埋め尽くした区間があって、そのすぐ先に地図には無い林道が延びていた・・・なぜにこんな所に林道が必要なのか!?
                   




   ■林道の先には完全原生林になったが、谷は既に源流の様相を呈して来た・・・時折出てくる滝を慎重に越える。綾吉さん正面突破です!
    


    ■そしてやがて水涸れになった・・・
    




         ■美しいブナ、サワグルミ、ミズナラの原生林帯を詰めて行く・・・
         



  ■傾斜も増し、源流帯を詰め上がるとやがて定番の笹薮の登場♪♪ ひとかき ふたかき藪を漕いで行く・・石楠花の藪も出てきた・・傾斜もキツイなぁ〜♪



       ■しかし≒ 10分ほどのヤブコギで難なく縦走路に脱出!綾吉さん、 リフトさん、 ふたすじさん まだまだ余裕ですね☆








 ■山頂直下、波帰集落からの一般登山道に合流し、一登りで山頂に到着!
  皆さんお疲れ様でした! 谷の長さにしたら結構ハードな沢登りでしたね・・^^;
  途中のアスレチック倒木帯の通過と、源流域の詰め部分が結構長かったです。
  でも、終わってみれば余裕でしょうか・・☆ 山頂でちょっと一服した後は 
  早速下山・・ なるべくショートカットに出発点まで戻りたいものですね〜♪




   ■一般登山道を下山するとすぐに林道に出る・・暫く林道を下ると微妙な分岐があるのでそれを右に分れ、直進するとこんな急傾斜の道に出る。
      転がるように一気に350mほどの高度を下ると、波帰の集落へ出るのであとは舗装路を歩く事になる。




■波帰の集落付近で栗拾いに興じる面々・・・生の栗が美味しかった!        ■ちょっとするとこんな綺麗なペンションがあった!
   

●この後は舗装路を4km歩いて、入渓点まで帰着する・・☆ 皆様 お疲れさまでしたぁ〜!










■時  期  :  2007年 9月23日
■地  図  :  鞍  岡
■メンバー : 天唐渓遊、 ふたすじ、 リフト、 綾吉、 沢グルメ (敬称略)







                                               










































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