(2002年4月27〜29日)
●2日目本流遡行開始!気持ちの良い沢歩きが出来る区間だ。皆さん元気に遡行中です。
西内谷2日目晴れ!今日は第二支谷を覗きながら、本流を遡行してみる。源頭域目指して行動開始だ。
■本流を進む。 ■暫くゴーロが続く。
■たまりで振ってみる天唐さん。
■いいヤマメだ。
■沢沿いに緑がほとばしる。
■ F谷君にも出た。
■渓魚は益々よく走る。 ■開放的で広い渓では気持ちよくに振れる。 sawa gourmet !
■ 西内谷沿いで出逢った 野草達。
● ニリンソウ ● ハシリドコロ (毒危険) ● ヤマウツボ
■支谷付近で小休止。 沢胡桃四人衆! ■この付近は支谷が多い。
■本流遡行中のF谷君。
■F谷君、羽峡さん登る。
■上流に行く程、ヤマシャクヤクが目立ってきた。
■かなり源流域に居た山女。
■源頭域に絶好のテンバが出てきた・・・ここで即決定!
■ブナの大木に歳月を訊ねる天唐さん。
■テンバのまわりは山芍薬とバイケイソイウの群生地だった。
■今夜の晩餐は韓国チジミだ。小麦粉と乾燥野菜
だけでも美味しく頂けて腹にたまるし、保存も効く。
炎天下の沢行きでは重宝するメニューである。
〜源頭域に広がる 山芍薬の群生地やハシリドコロの花、そしてブナの大木を中心とした原生林は素晴らしい。
何本も注がれている支谷を全て巡りながら、何日でもこの一帯にとどまっていたい・・・そんな気にさせる
森がそこにはあった。 最終日のテンバは、ブナの落ち葉と実が、フカフカの絨毯が敷き詰められた様な
快適で且つ、贅沢な空間を与えてくれた。 西内谷のエキスを十分に満喫したような気がする一晩でした!〜
●● 3日目・晴天 ●●
この支谷を詰める事にした。おそらく京丈山
の北側に延びる尾根に突き当たる筈だ。
それにしてもこの先に広がる、気持ちの良い
原生林には心奪われた!
■沢を詰める羽峡さん、天唐さん。
■この辺りの景色をどう表現したら良いか・・・沢涸れの地点は傾斜も緩くなり開放的な
空間が現れる。零れんばかりの原生林が広がる中、ブナの大木が極相林を描くこの
夢のような区間でもう一泊するか!!
■バイケイソウの奥に笹薮が出てきた、ヤブコギ開始だ!
■10分ちょいのヤブコギで縦走路に脱出。藪をこぐ羽峡さん。
■縦走路沿いにカタクリが咲き誇る。
■京丈山山頂。 ■山頂からの展望。
■柏川方面に下山する。 ■柏川登山口へ帰着。
〜この日は柏川方面に下山したが、車があるのは 遥か遠くの椎矢林道、西内谷付近だ。この日我々にはある
計画があった。カタクリの時期でもあるこの頃、京丈山には多くの登山客が来る筈である。柏川登山口からの
心優しい登山客も多いだろう・・・であれば、ヒッチハイクで緑川ダムの近辺まで便乗させてもらえるに違いない。
予想通り、下山した瞬間我々の目の間に、フォレスターに乗った「心優しい通行人」が通りかかって、しかも声を
かけてくれた。 少々おしゃべりした後に、「あのぉ〜・・すみませんが一人で良いので麓まで乗せて頂けないで
しょうか・・・?」 と尋ねた所、快い返事を頂戴した。ありがたく同乗させて頂き、緑川ダム管理棟の所まで送って
頂いた。深くお礼申し上げ、タクシーを呼んで内大臣川から椎矢林道で車を回収し皆と合流、帰路についた。〜
●快く我々の便乗を歓迎してくれたのは「フォレスター」を駆る
心優しく、渓流にも詳しい自然派の紳士の方でした。この場
を借りて、あらためて深く御礼申し上げます。お陰さまで無事
に車も回収できました。本当にありがとうございました!
■時 期 : 2002年4月27〜29日
■地 図 : 緑 川・ 畝 野・ 葉 木
■メンバー : 羽峡・天唐・F谷・沢グルメ
*