(2001年5月26〜27日)
脊梁山地北部にあって三方山・向坂山に端を発する緑川は、源流部に有力で水量豊富な支谷を幾つも
分けている。両岸急峻で斜面に黒々と茂る原生林を育み、水際には沢胡桃の巨樹が天に向かい起立する。
林道から遠く離れた最深部は、緑川源流部の見所であろう。初夏の陽気に誘われて、刻々と変化を見せる
谷の様相を愉しもう。
この一帯も実に奥深い林道をひたすら走らなければならない。今回は谷の右岸側のかなり上部に通る
林道から入渓した。急斜の中適当に下降点を探し、まず支谷に降りてから緑川本流に下降する。
しかし斜面は転がりそうなぐらい急だ。
■斜面を下降するが、急斜で岩場もあり思わずザイルを出した。
■道中の安全祈願、お神酒をささげる。
■沢グルミの巨樹が聳えている。沢胡桃は私の Mother Tree だ。
■黒岩谷出合地点。
■緑も水も綺麗だ。
■F谷君、振ってみる。
■光沢の良いヤマメ。
■ヘツる F谷君。
■両岸迫るゴルジュっぽくなってきた。 ■壁を攀じるF谷君。
■お助け紐で小滝を超える羽峡さん。沢ではお助け紐が
活躍する場面が多い。
■お助けスリングで確保する。 ■深いトロ場を手がかりと水中スタンスを探りヘツる。
■厄介な滝に手が出ず左岸の岩場を登るが
微妙でザイルを出した。
■高巻きからのクライムダウン羽峡さん。
■右岸の急なガレ場を登り。
■ちょっと探ってみよう。
■滝の裏側から手がかりを探す。
■滝の上部落ち口に這い上がる。
■あとちょっとが越えられず立ち往生していると、
空荷で泳いできた羽峡さんが楽に越える。お助けで
引き上げてもらった。 ■河原にタープを張る。
〜〜 深い渓谷と豊かな原生林に感動しながら、一日の行動終了!最深部で一晩お世話になる。
この空気を マイナスイオンは心身に効きそうだ♪ 〜〜
〜〜●● 二日目・晴れ ●●〜〜
■二日目朝・ 支谷を探ってみる。
■端正な体格だ。
■滝を登る天唐さん。
■源流に流木が埋まってきた。
■開けた谷は 春の小川のような穏やかな流れ
になった。原生林の緑が降り注ぐ。
■ヤマメはアチコチで良く走った
■また小滝が連続してきた。
■そろそろ源流、水流細くなってきた。
■正面に見えるのは三方山だろうか・・・
■F谷君 最後の急斜をあえぐ。
■林道に脱出あとは歩いて車へ帰着。
大山神が祭ってある、後ろの栂の大木
が神木なのかな。
■時 期 : 2001年5月26日〜27日
■地 図 : 緑 川
■メンバー : 羽峡・ 天唐・ F谷・ 沢グルメ
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