黒金尾根〜障子岩尾根(2007年5月19-20日)




■韓国本土南西部に広がる広大な山脈 “智異山”
(チリサン)”を知り尽くす男・・k-dさん達、韓国の山友が
九州にやってくる。目的は 「祖母山に登りたい」と、
実に明確なリクエストだ。 見せたい名所、歩いて
もらいたい尾根など数々あれど、祖母山と聞いて・・
まず脳裏に浮かんだのは三国岩、黒金尾根、裏谷、
天狗からの展望、そして大障子岩尾根。週末を利用
しての九州上陸である為、時間制限もあり≒1.5日間
の中でどれだけ祖母山の奥深さを伝えきれるか・・・
考えを巡らせながら、やはり登りはあの尾根か。
迎える“さんらくチーム”の頼もしい仲間達も集結し
、いざ尾平へ! 

  



 ■当日の朝、博多港から入国したk−dさん、Leeさんと合流、尾平へ向う。登山口からの取り付きはやはり午後になる。この日はテント場まで行くだけだが、
  やはり黒金尾根から登りましょう!

    
尾平を出発するチームさんらくに 韓国のk−dさん とLeeさん。


■黒金尾根の急登を楽しむ 日韓合同チーム。 この登りは智異山の”中山里コース”に似ている・・・と、k−dさんは語った。
      
●k−dさん                                            ●Leeさん



■珍しい ピンクのギンリョウソウ                      ■日本の野生花の撮影に余念が無い韓国チーム・・だいたい同じような花が多いようだ。
   



■日本の国技”相撲”。 雲竜型の土俵入りを披露するアヤボノさん。         ■で、こちらが黒金分岐点に咲く正真正銘の”アケボノ”つつじ。
      
●露払いはふたすじさん、太刀持ちはミッチー・・・行事は式守羽峡さんのようです♪



■急登をあえいで、祖母山山頂に到着! この山には本当に何度も来る機会があるものだ・・・何度来ても良い山は良い。
      




              

■ムシカリをめいでながら9合目小屋に下り、テンバにて一泊テント泊とした。今日は豪華な晩餐会!韓国の山屋さんと九州の山屋さんの懇親会では話題に
事欠く事は無い。大いに食べて大いに飲んで、大いに語って夜は更けてゆきました・・・さて、k−dさん、Leeさんも祖母山の夜を気に入ってくれたかな♪
明日は障子岩尾根から大障子岩を目指す予定・・・夕方までガスがかかっていた祖母山山頂では、夜中から満点の星空になった!! 明日は快晴だ☆
 


★2日目朝・快晴!★




■新緑がほとばしるブナの原生林に侵入する!池原から障子岩尾根へ。     ■朝日に映える障子岩尾根のアケボノツツジ
   

  ■全員思わず見入ってしまう程 圧倒的に美しいブナの新緑 !!
   

       ■ブナの新緑・・・素晴らしい!
       



■障子展望台からの眺め・・正面奥は古祖母辺りの斜面               ■白骨林が青空に映える! 障子岩尾根案内役のタカさん。
    


      ■障子岩尾根から観る祖母山は実に猛々しく美しい。 新緑が萌え出ずる・・・!
      



■アップダウンを繰り返し、大障子岩山頂へ到着。祖母山方面を見る。       ■北側斜面の展望
   
●Leeさんもしばし展望に見入ってくれました。



■前障子岩を俯瞰                                       ■八丁越分岐付近でちょっと早いお昼。日韓の山話に盛り上がる面々!
       

    ●ここでちょっと膝に異常を感じる人が出たりと小休止・・・韓国チームの帰り時間の都合も有り、八丁越から尾平方面へ下山する事にした。
     そうなれば時間的余裕も出てくる、ゆっくりと祖母山〜障子岩尾根の自然を満喫し、のんびり過そう!・k−dさん祖母山の自然を満喫できましたか♪

    


●大障子岩山頂に咲くヒカゲツツジ           ●大障子岩山頂でクッキーの入った袋を放さない綾吉さん    ●コツクバネウツギ



■八丁越の滝付近。                              ■この八丁越から尾平方面への道はかなりの急斜でロープ場も有りのタフなコースだ!
      
●途中、ちょっとした転倒者も出たりヒヤッとする場面もありながら慎重に下山する。登山道は明確でしっかりはしていたが・ちょっと歩きにくい箇所もありますね。



■数回の渡渉を繰り返す。 沢の水でリフレッシュ!冷たくて美味しい水でした!  ■ひと踏ん張りで荒れた林道に下山・・・しばらくで尾平への車道へ出る。
    






 ■「祖母山は森が深くて 樹木も綺麗で本当に気に入りました!良い山でした」・・と
  韓国精鋭部隊をも唸らせた祖母山・・! やはり九州を代表する山岳でしょう!今回仮に
  「祖母山」 と言うリクエストが 無かったとしたら・・? それでもひょっとすると今回と同じ
  コースを選定したかもしれません。人を惹きつけてやまないこの深い山脈の自然に逢いに
  来る人達が益々増えるかな♪ 帰り途中 阿蘇山を展望出来るポイントで記念写真。
  k−dさん、 Leeさん、チームさんらくの皆さん、大変お世話になりありがとうございました!
  思い出に残る素敵な山行でした・・★ 

 






■時  期  :  2007年5月19〜20日
■地  図  :  祖母山
■メンバー  :  k−d san 、Lee san、(韓国チーム)  
           タカ、ふたすじ、マッキー、羽峡、天唐渓遊、ミッチー、綾吉、沢グルメ(さんらくチーム) ※敬称略







                                            







































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