早春霧島”沢”&”尾根”三昧(2008年3月29日)
霧島川・左股 〜 韓国岳



■沢登班 新湯温泉〜 霧島川左股〜 韓国岳〜 えびの高原
●登山班 えびの高原〜 韓国岳〜 大浪池東回り〜 新湯登山口

 ■2008年早くも3月最終週となり、各地春の頼りも聞こえてきました。早春一番乗りのマンサクにユキワリイチゲがほころび出すと、水も温むと言うもの。
   さて、今回は南国“霧島”にマンサクを求めて 沢からと尾根からと2チームでのエントリー、小春日和の一日を満喫したいと思います。
   しかも今回の目的地“霧島”では嬉しい再会の予定がる。 昨年晩夏、宮崎比叡山駐車場でバッタリ遭遇した 「京都からの女流クライマー」
   京都下京山岳会のM皇后さま & 京都雪稜クラブのいなっちの2名が九州にやって来る事になり、合同登山と相成ったのだ。昨年の比叡山ではほんの
   5分・・10分程度の立ち話に終っていたが まさかこんなにはやく再会できようとは、山と言う共通のテーマがあればこそ・・の実現でしょうか。
   この冬も雪稜に岩にアイスにと先鋭的なアルパインスタイルでバリエーションをこなしてきた本格派クライマーの両名を迎え、花は霧島、煙草は国分!
   燃えて上がるは櫻島・・・ 桜島ならずとも ボルテージは上がってくるのであります。 




■さて、今回は 我ら「沢チーム」と「登山チーム」は一旦 大浪池登山口に集結、デポする車の割り振りを済まし、「沢チーム」は一路 新湯温泉へ向かい車をデポ。
 霧島川左股を目指し、林道を歩く事 ≒ 20分くらい・・? 新燃橋の所から入渓するのでありました。

   
                     ■入渓早々に胸までの浸水・・・! 霧島川の水は冷たかったですねー! イナッチと M皇后さま



■霧島川名物 両滝にて・・左から M皇后さま、みっちぃ、いなっち           ■3月下旬ですが、霧島川の水は かなり冷たいです。
   



   ■クライマームーブで魅了するM皇后さまと いなっち♪
   
  


    ■枝沢の付近にて・・M皇后さまと、いなっち・地形図で現在地確認。 今回の九州遠征、マルチ計画、霧島川左股遡行計画、入渓点、脱出点・・・など等、
       全ての準備 & 計画はもちろんお二人だけで実施されてました。 私達はついて行っただけでおます・・・^^;

   



■をろっ・・・ いなっちさん何か居ましたか? 透明な水が綺麗です!          ■この付近 藪椿が綺麗でナメ床と苔むした感じがgoodでした!
   
   
   ■小滝を越える。
   



■綺麗で開放的なナメが出てきた!この付近一番快適な区間だったかな。       ■M皇后さまの経歴は将に圧巻!A級のアルパインルートを制覇されています。 
   
     ●ナメの水流を忠実に登るが中々滑りやすい箇所も多く・・・    慎重に登り切るM皇后さまでしたが、 アタシは ずるずるドボン♪ でした・・・




        ■開放的なナメ歩きは気持ちが良い! 霧島川の魅力はこの風情だ。
        
     



■源流域に入ってきた。 樹木も中々 霧島らしい雰囲気になってきました。       ■水涸れした滝を越えて・・・
   
   ■忠実に沢筋の藪を分けると・・・
   


■縦走路に脱出!お疲れ様でした!                            ■実にグットなタイミングぅ〜♪で皆さんと合流! 全員集合。
  

 ■蛇行する源流筋を忠実に辿ると、韓国岳避難小屋の目の前にひょっこり飛び出した! 皆様お疲れ様でした。 霧島川の水は思っていた以上に綺麗で、冷たくて、
   美味しかったです♪ 源流域には所々に赤テープも点在していて、この渓流を大切にしてある地元の方々の思いも感じる事が出来ました。今回の遡行チーム4名は
   皆さんこの沢が2008年初の沢登りでしたね! 我々北部九州人にとっても 中々来る事の少ない方面でしたので、今回は本当に良い機会で、 霧島の又違った
   一面を楽しむ事が出来ました。京都のお姉様方・・ 霧島の懐に迷い込んだ感触は如何でしたでしょうか。

  しかも、韓国岳避難小屋に到着してすぐに えびの高原出発の登山班と合流できた!物凄いグットタイミング♪ 韓国岳山頂ではかなり長い時間過されてたようで、
  それが良かったみたいですね! ここでしばし歓談の後、沢班は韓国岳へ・・・ 登山班は大浪池東回りへと別れて出発!それでは後程、新湯温泉で会いましょう。




■ガレた溶岩質の岩肌が出てくれば山頂まであと少し ■韓国岳山頂に到着!さすが人気の山は賑わってました ■賽の河原に向け下る M皇后さま♪ 

   

   


■一方、えびの高原からスタートし、韓国岳避難小屋で分かれた登山チームは、大浪池の東回りコースを周回し 見頃のマンサクとの逢瀬が叶いましたかな。

えびの高原〜 韓国岳ー大浪池周回−新湯温泉口



      ■えびの高原から一登りで韓国岳山頂へ到着した面々! 福山さん、ふたすじさん、綾吉さんに天唐渓遊さん。 気合の入る綾吉っちゃん♪



■山頂からは整備された木道の階段を下る。                         ■韓国岳避難小屋前で合流! 今回のオールスターキャスト☆
   
                                           ●後列、天唐渓遊さん、いなっちさん、 アタシ、 綾吉さん、みっちぃさん。
                                                            前列、M皇后さん、福山さん、 ふたすじさん。



■大浪池のほとりでは見頃のマンサクが迎えてくれていたようだ。              ■美しい大浪池。
   


■大浪池展望台にてしばし憩う。 癒されますね〜♪ 
   



 ■かくして、無事に下山した2チームは新湯温泉で合流、 「新燃荘」の白濁泉で汗を流し 血行もよくなった面々であった。 おこちゃま@みっちぃは血行が
  良くなりすぎて 「鼻血」を出しておりました・・・^^; 温泉で汗を流した後は、高千穂の御池のほとりで一泊、四方山話に山岳談義に花が咲いたのであります。
  因みに、土曜の朝から目のかゆみ、鼻のむずむずにクシャミ連発だった綾吉さんは、デリケートな人物・・の代名詞である「花粉症」の症状が出てきた・・!と、
  喜んでおりましたが、日曜朝から発熱・・・ 一般的なお風邪を召されていた事が判明したのでありました・・・残念。









 ■大きな意味での 「山」・・と言うキーワードが繋げてくれた今回の合同山行・・・昨年と言い、
  一昨年と言いとても素晴しい出会いが 山ではあったと思います。 今回の霧島山行も 
  事の発端は、山奥の道端でバッタリ出会っただけ、お互いの素性も生い立ちもまったく
  分らない者同志なのでありますが、その人が 「どんな山」をやっているかがチラリと見えて、
  二言 三言の会話が出きて、目の輝きから受ける第一印象で、何かが動き出す・・・って事は
  往々にしてあるのだと思います。 「赤外線データ転送」・・じゃ無いけれど、波長が合うか
  合わないかによって 人生色々、男も色々、女だって色々咲き乱れるの〜♪なのでありましょう。
  「何も流れない・何も伝わらない」と言う関係もあんのよね。  しかしながら、
  僕はこれまで自分が感じた「第一印象」に大きな狂いは無い・・と今でも言える自信があるかな。

  と言うわけで、今回ご参加の皆さん、素晴らしく、思いで深い山行ありがとうございました!
  また近い内にご一緒しましょうー! 絶対ね♪
















■時  期  :  2008年3月29日〜30日
■地  図  :  韓 国 岳
           (※霧島川左股遡行については Jimnyさんの記録、 水流渓人さんの記録、など参考にさせて頂きました。ありがとうございました!)

■メンバー  :  M皇后(京都下京山岳会)、 いなっち(京都雪稜クラブ
           福山、 ふたすじ、 天唐渓遊、 みっちぃ、 綾吉、 沢グルメ (チームさんらく)  <敬称略>
 













                                                







































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