(1999年7月18〜19日)
川内川の源流で白髪岳に端を発する沢は多い。八ヶ峰川、陀来水谷、岩井谷川、ここに紹介する木面谷
(きじやだに)もその一つだ。この界隈にはまだ面白そうな谷が沢山ありそうだ。狗留孫神社の上流、又五郎谷
と木面谷合流点の水は深いサファイヤブルーに輝いている。沢の感じも良好で沢すじには自然林が残っていた。
木面谷(きじやだに)に自然のヤマメは生息していたのか否か、今となってはその真相は解らないが仮に自然生息して
いたとするとそれは限りなく南限に近い場所であろう。一説によると九州の自然ヤマメの南限は 鹿児島県の肝属郡辺り
ではないか・・と言われている。自生ブナ林の南限と言われる白髪岳から涌き出る岩清水を愉しもう。
■入渓直後水は豊富だ。
■斜滝が多い。
■谷は開放的で明るい。
気持ちが良い谷だ。
■又五郎谷と木面谷の合流点。
深いエメラルド色の水です。
■瀞も多い。
■ちゃんと居ました。
■又五郎谷渓相
■羽峡さん渓に浸る。
■突然明るく谷が開けると、
気持ちの良い斜滝が出てきた。
■テンカラ迷人、天唐さん。
■テンバにはよさそうな所だ。
■連瀑帯に入り、高巻く。 ■大小様々な滝が続く。
■この上部にも連瀑・・時間も遅い。この滝壺で
ビバークする事になった。 ■ひとまず一服・・羽峡さん。
■滝壺で風が舞う為、タープで滝風を防ぐ。
岩だらけのテンバは平らな所 など殆ど無く
座るのが精一杯かな。まぁこれも沢ならでは
の愉しみでしょう。こんな夜は飲んで食べて
寝るに限る!
天唐さん料理に腕を奮います。
〜〜この日は日没サスペンドでのビバーク。対岸の方が少し平らだったが ちょっと湿っぽくてオマケに蛇が居座って
動こうとしない。飲んで食べてそうそうに就寝。明日は脱出だ。 〜〜
●● 2日目 晴天 ●●
■いい渓相だ。二条の滝が美しい。
■羽峡さん振る。
■水はますます綺麗になってきた。 ■そろそろ林道へ脱出地点だ。
■木面谷源流部の渓相。これから林道へ出て車に帰還だ。
■時 期 : 1999年7月18〜19日
■地 図 : 白髪岳
■メンバー : 羽峡・天唐・沢グルメ
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