(2000年6月25日)
大臣渓谷で知られる、緑川水系、内大臣川・・ここにも沢山の支谷が分岐している。天下の酷道,
椎矢林道に沿う形で発達する内大臣渓谷は、広河原を過ぎた辺りからが面白い。林道56林班を
歩いた事のある人は、林道沿いの遥か下の方からごうごうと沢の音を発する深く切り立った谷がある
事にに気がつくだろう。それが2万五千の地図にも名前の無い谷アゼハラ谷である。
大雨後の内大臣渓谷は増水していて濁流が川幅一杯に流れていたが、天候は回復していてこれ以上の
増水は無いと見た我々は、広河原付近の林道から川底に降り立ちアゼハラ谷出合い近辺で本流の徒渉点
を探した。 思いのほか押しの強い奔流は徒渉する者を拒むかの様だった。
■内大臣川奔流 ■ ザイルを引いてスクラム徒渉
■これを渡らないとアゼハラ谷には入渓出来ない ■滝の連発だ。左岸の支谷を登る。
■これはテンカラどころじゃない ■左壁を攀じ登る
■幅広滝もは右壁から ■シャワークライムも気持ちいい
■流木を上手く伝って上部へ ■F谷君も登る
■元気な天唐さん ■源流部は全て中央突破
■感じの良いスッキリした渓。どこから登るのも ■だんだん流木が埋まってきた。
自由だ。
■源流部も近い ■そろそろ56林班と接近する頃だ。今日の遡行
もここまで。
■小振りではあるが滝数も多く開放的で、深い谷であった。平水時はどんな感じの沢なのだろうか・・・
上手く想像出来なかった。 肝心のヤマメの方の状況は全く不明、もちろん竿も振らず。
どんな顔のヤマメに逢えるか・・又のお楽しみ。
■時 期 : 2000年6月25日
■地 図 : 国見岳
■メンバー : 羽峡、天唐、F谷、沢グルメ
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