天包山東面谷 (仮称) (2008年 5月17日)

     

   ■西米良村に聳える 米良三山の一つ、天包山、福岡からは中々出向くチャンスの少ない方面だが、今回は西米良村 小川地区の米良の庄”小川城址”にある
    民話の里に泊まる計画があった! これはよい機会なので、いっちょ谷から登ってみる事にする。 入渓地の標高が280m前後、山頂は1188m。
    今日の予定は5時間で完結できるコンパクトな谷を選んだつもりだが・・・さて、実登高度900mの谷には 何か良いお宝でも潜んでますでしょうか◎
    今回のキャストは、天唐さん、チャーさん、リフトさん、ミッチー@雷鳥さん、綾吉っちゃん、私・・の6名、 賑やかに行きましょかぁ〜♪



   ■やはりこの地位は福岡から遠い・・・^^; 4時間以上の時間をかけて村所を通り過ぎ、小川川沿い道を北上、お目当ての谷を探しながらのドライブだったが・・・
     はてはて、そろそろ谷が横切っても良い箇所なのだが、それらしい 有力支谷は見当たらない。 何ともショボイ小さな谷があるだけだ・・・って、まさか、これ??

     地図を確認してみるが はやり間違い無いようだ。 小川川との出合いは見逃してしまいそうな心もとない谷だった。長時間の運転のお供をしてきた皆の衆に
     「はぁ〜い、今日の谷はココですよー♪」 と言い出しにくいような谷だが、付近の地形を見渡すとそこそこの規模で切れ込んでいる。 まぁ、何とかなるでしょう!
     リフトさんに慰められながらではありましたが・・^^;  行ってみまよう!入渓直後はショボショボで良く滑る谷を淡々と歩く。堰堤を二つ越えてからが本格遡行だ!



■お天気は最高!陽射しを浴びて遡行開始!                   ■入渓直後、堰堤越えた直後くらいからがこの谷のハイライトのようだ!大石が谷を埋める。

  

  ■滑りやすい滝を慎重に登るミッチー。
  




■久々の遡行ですかね・・チャーさんシャワークライム♪                 ■続いて8m弱くらいの直瀑、これがこの谷最大の滝だった。ラインを読むリフトさん。
  


 ■リフトさんはフリーで登攀。後続はザイル確保で登った。
  




    ■滝の左岸岩稜を登るチャーさんと、口を尖がらせて攀じる綾吉ちゃん。 滝らしいのはここだけでした。 滝を越えると森が深くなって行く。雰囲気は中々だ!
  



■第1支谷に架かる直瀑。本流は左側に曲がる。                          ■暑い日は 沢ですね〜♪
  




   ■しばらく進むと短いチョークストーン滝が出てきたが、これが人が一人ギリギリで通れるくらいの空間しかない。細くて長い手足のリフトさんは難なく抜け上がった。
     おそらくこの谷では 先ほどの滝より刺激的な箇所は薄いと見た皆さん・・・ 取り合えず全員 チョークストーンの隙間を抜けた所で 何やら興味津々に・・・?
     全員が狭い空間を抜けて、カメラを構える先には・・・何があるのかと言うと・・・ (^−^)        ■カメラを構える一同。

    








 ■皆さんが向けていたカメラの先から現れたのはやはりこの人、綾吉さん♪

  我らの期待は一つ! 「体がひっかっかって抜けれない〜♪」 と言う

  緊急事態、決定的瞬間に備えてカメラを構える。 

  しばしワクワクしながら注目しておりましたが・・・難なく抜けてきてしましました。 

  (ちょっと残念・・・^^;)

  いやいや、この谷でもっとも刺激的でスリリングな瞬間でありました◎





    ■谷の傾斜も少しずつ急斜になり 心地よい小滝の連続する区間になりました。怪しいコンビ、リフトさん天唐さん。  ■鬱憤を晴らすが如く水流を登る綾吉さん。
   
  




                     ■なかなか気持ちの良い区間でした。 チャーさんミッチー シャワーを浴びて源流へ!
 




■緑も濃くなって源流の様相になるが水はまだまだ続いた。                   ■右岸直登中の 天唐さん。
  




■水涸れ後 急斜面の藪尾根を一登りで登山道に脱出! 巨大なブナを見ながら山頂へ。人工の構造物に占拠された山頂だが、展望台からの眺めは360度だった。


     ■無事に山頂へ!約4時間の遡行時間でしたが皆さんお疲れ様でした◎ この日は晴れてはいるものの 終日ガスか 霞がかかっているようで 展望がきかない。
     晴れていれば石堂山に 市房山が展望できたでしょう。 さて、この後は 麓まで首尾よく下りなければならない・・・ 出発しましょうか!




■一般登山道を下る事 約20分で舗装道路に出る。 入渓地点に戻る為の尾根を探していた所 目的の尾根筋に林道が通っているようだ! 地形図で確認するも
  方角、位置ともに間違いない。これは助かった! 地図には無い立派な林道を下り、途中からは林の中のふみ跡をたどって 古屋敷の集落へ下りる。









 ■見通しの良い峠道に出たら 麓の集落の中に 停めていた我々の
  車が見えた。 これで安心、このままひたすら下りましょう♪
  今回は時間的な制限もある中、中々登ることのないであろう天包山の
  テッペンまで行けたので、まぁ良しとしよう♪
 
  途中では 珍しい蘭の一種 コケイランにも出会えたし、西米良の森を
  深く愉しめました◎

  さて、今晩は山の仲間と 米良の庄で懇親会が予定されている。
  下山した所から5分そこそこの所だ! 冷たいビールが待ってますよ〜!
  
  それではまた 麗しの渓で会いましょう♪



           ■米良の庄、小川城址公園にある 民話の里バンガロー前にて集う チームさんらくの面々☆ 地元宮崎の ゆきさん も駆けつけてくれた。
             初夏の夜長 時の経つのを忘れて 皆さん山の話に盛り上がりました! 高い目標の話なんかも出て、皆さんモチベーション上がりましたね★

  
                                     ●コケイラン●







■ 時  期  :  2008年 5月17日
■ 地  図  :  石 堂 山
■メンバー  :  天唐渓遊、 チャー、 リフト、 みっちー、 綾吉、 沢グルメ







                                                      















































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