艶色 The ナイトハイク   黒岳 〜 前岳縦走 (2007年10月28)


    2007年 紅葉シーズン開幕! 今年は立秋を過ぎても冷え込み甘く、遅れ気味ではないかとの情報も漏れ聞こえてくる中、晩夏以降の大型台風の
   接近が少なかった分、葉の付き方はそこそこか!?さて今年の紅葉はどこで愉しもうか・・色々考えたのだが、やはりココか。 これで3年連続で黒岳界隈
   での紅葉観賞と相成った。今年も黎明の天空ドラマと燃えるような紅葉の二本立てを愉しむべく、夜半からのナイトハイク!黒岳の懐深くに彷徨い込んだら、
   黎明の時までしばし待つ。 ややもすると東の空が天と地を分かつ天空ドラマの開幕だ。


  ■人影も無くなる夕刻頃、男池エリアはそれまでの賑わいが嘘の様に静寂に包まれ、名水”男池”のミネラル水を汲みに来た最後の人影も闇に消える。
    それから先にあるのは漆黒の闇・・・風も無い森の中に広がる張り詰めた「静」の空間を時折劈くのは鹿の高鳴きだ。ブナの木肌はこんなに白く光るのか!
    と五感を研ぎ澄まし、光と陰の境に気を集中させる。 それまで雲に隠れていた月が明るく辺りを照らした。
    不安と動揺の暗黒世界だった原始の森に月光が差し込む時、これから始まる黎明の天空ショーを予感させる。地平線は俄に燃え上がり、天上と地上を分かち、
    やがてクライマックス・・・日の出を迎えるのだ。 


   
■この写真はさこさんからお借りしました♪                 ■天狗ピーク・・・ここから見える地平線の炎上は、湯布院の方角から始まる。
                                                   オレンジ色に光りを放つ地平線を眺めるのは tetuさんとのぶりんさん♪




■雲の海から顔を覗かせる 秀峰”由布岳”の双耳


                         ■大船南斜面に阿蘇山・根子岳がクッキリと浮かび、奥には九州脊梁山地が峰を連ねる。
                         



     ■九州屈指の山岳地帯、 祖母傾山群の峰々がこんなに近くに見える。
     



     ■名峰 ”赤大船山”
     



■高塚山方面を俯瞰する。


                             ■荒神森から前岳へかけて波打つ 深い深い森・・・ 日の出だ。
                             



■高塚山頂に佇む みめ麗しき淑女。 (のぶりんさんと さこちゃんママさん)
   



■高塚からの前岳方面へ進む さこちゃんと羽峡さん                  ■上台うつしへ急降下・・滑りやすい岩場の連続で緊張が解けない。
   



■伝説の登山家 Poohさん                                 ■前岳へ向けて登り返し。
   



     ■前岳手前岩峰からの展望・・ ・見事な錦秋色に染まる。 左から高塚山・ 中央が三俣山、 左に平治山。
     




    



■前岳を過ぎ岩場と石楠花の道を進む。                             ■黒嶽荘へ最後の急斜面を一気に下るが とても滑りやすい!
   




■無事に黒嶽荘に到着! お疲れ様でした〜!



■男池から始める高塚山⇒ 前岳への縦走路は、思っていたよりも随分歩き難かった・・^^;
 前日に降った雨のせいだろうか、ほぼ全域に広がる岩場の連続区間はとても滑り易く
 気を抜けない緊張した時間が続き、当然スピードも出ない。これは前岳から⇒高塚山へ
 の縦走の際には感じなかったストレスだ。 やはり急傾斜な登山道は登りで使った方が
 良いのかもしれませんね。 
 しかし、この足場の悪い長丁場をものともせず 皆さん終始良いペース配分で踏破され
 ました! やはり辺りを染めた紅葉が 疲れを癒してくれましたかね♪
 ナイトハイクから前岳縦走まで、とても素敵な思い出が出来ました!
 皆さんありがとうございました & お疲れ様でした〜! 














■時  期  :  2007年10月27〜28日
■地  図  :  久 住 山
■メンバー :  さこちゃん、 さこちゃんママ、 Pooh、 tetu、 羽峡、 天唐渓遊、 リフト、 のぶりん、 沢グルメ (敬称略)











                                               










































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