剱岳・立山アルペンルート (2007年5月2〜6日)


■2007年・G/W開幕!岩の殿堂”剱岳”へ。
暖冬、小雪が叫ばれるこの冬でしたが、ここには
ありました・・ クライマー達を惹きつけてやまない
岩の殿堂”剱岳”の残雪期には、雪と氷と岩稜が
織り成す壮大なアルペン的景観!

思い起こせば昨年夏・・剣沢幕営場に足掛け三日間
の滞在にもかかわらず一瞬たりともその姿を見せて
くれなかった剱岳・・夢に散った北方稜線であった。
剱のイメージと言えば、真っ白なガスと強風。水浸しの
テント内・・・それと中々美味かった剣沢小屋の純米酒。
そんなイメージを一蹴するが如くリベンジ剱岳残雪期の巻
さて、今年はどんな姿を見せてくれるだろうか。

富山電鉄・立山駅からケーブルカーで美女平へ・・バスに
乗り換えあの雪壁そそり立つ ワンダフルな
”立山アルペンルート”を抜け室堂に着く。そこは
観光客にスキーヤーにボーダーで溢れかえっていた。





■スキー客、スノーボーダーに観光客で溢れかえっていた室堂ターミナルを出発。観光客の中には韓国、台湾をはじめ諸外国の人々も多いようだ。

 
   



■雷鳥沢テント場にも幕営者で賑わっていた。                         ■大日岳をバックにヤマメさん。
     



        ■剣御前から・・・剱岳が姿を見せてくれました!  
       



■剣沢テンバにて、テント設営準備。防風対策の雪壁を拵える。 さんらくの”左官さんチーム”、綾吉さんとヤマメさん・・左官仕事が板についてます。
    

■初日の行動は、剣沢小屋前までなのでボッカもちょい楽かな・? そこその風が吹くテンバだったが、埋め込みペグでしっかり固定!これで少々の風は
大丈夫でしょう♪ 風除けの雪濠も中々です。 この剣沢テント場にはアノ 北九州山岳同好会”嵐”の 2パーティー/ 9名も来られていた。 
先陣隊は今日下山されてきたようだ。さて、我々もテントにもぐり込み祝杯&小宴会・・の筈だったが、なんせ前日は夜通しの車移動で睡眠不足・・! 
夜を待たず早々の就寝となった。明日は04:00起床−☆ 剱岳は微笑んでくれるかね・・・ おやすみなさい。



                      << 2日目 ・ 快晴 やや風強し >>


        ■朝日に映える 剱岳の全貌・・・圧巻!
            
 



       ■一旦、剣山荘まで緩やかに下り 一服剱まで登り返す。 サングラス無しではちょっと眩しすぎる程の快晴です!
    
                                        ■朝からトップギアの、天唐さんと綾吉さん

      




■前剱の全貌・・・中央の雪斜面を登って行く。                        ■前剱へ取り付くミッチー
   
■傾斜は少しずつ急勾配になってくる。      



      ■前剱の雪壁を登る・・・ 上には青空しか見えない。 最高のお天気でした!
      



■ピッケルを確実に効かせながら、一歩一歩慎重に行きましょう!             ■剣沢全景、剣沢小屋が遠くに見えます。かなり登ってきました。


■前剱岳ピークへ 



■前剱ピークで小休止。                                    ■一旦鞍部に下りて
 



■ちょっとイヤラシイ トラバースを抜けて・・・                       ■先行が山旅人さん率いる嵐パーティー 5名。続いて”チームさんらく”5人衆。
   



■平蔵の頭へ登り返す・・・タフガイ  ”ミッチー” と 綾吉さん。             ■平蔵のコルへ下降するヤマメ会長・・・背景は文蔵尾根。



■凍結したハシゴ場では下山者パーティーとの片側通行になるので少し待つ       ■カニのヨコバイはすんなり通過。
     



■早月尾根との合流点直前                                   ■正面ピークが剱岳山頂!






 ■剱岳 (2999m)山頂。 ミッチー初の剱岳登頂!そして自己最高到達点更新。
 昨日に引き続きこの日も快晴で 360度のパノラマが展望できた。残雪期の北ア
 でこの快晴は病みつきになるかもですね。登山途中にもずっと見えていた
 源次郎尾根には、数十名のパーティーが懸垂下降点付近で渋滞していた。
 ひとしきり展望を堪能したら、サラッと下山しましょう♪



■下山路は平蔵谷を一気に下る。


■最低鞍部まで一気に下ったら、あとはテンバまで剣沢をひたすら登り返すのだが・・・「キツイねぇ〜・・・」
 

●中々長い一日でしたが、剱岳の一つの横顔をシッカリと堪能させてもらいました。目の前に見える、源次郎尾根に、八つ峰、チンネにもいつの日か
 取り付いてみたいですね。 さてこの日は 山岳カレーグルメで豪華ディナーを楽しんで明日へ備える・・明日は立山方面へ廻って帰着する
 予定で、テント撤収も考えると 03:30の起床だ・・・早く寝ましょう☆





                        << 3日目 ・ 晴れ 強風 >>


 
      ■ 剣御前小屋から 立山を俯瞰する。
      



■別山山頂を越え 真砂岳から 大汝山方面。                     ■別山山頂。 
 

 ■真砂岳を越えた辺りからは とても風が強くなった。岩に氷がへばり付く。
 



■大汝への取り付き点付近は、強風                           ■耐風姿勢で風をしのぐ。
 



              ■山崎カール方面へ谷を下降・・・室堂方面に向けトラバースする。少し下っただけで風は弱くなった。
 



      ■室堂まであと少し・・・ 剱・立山の最後は大日岳を背景に名残を惜しむ。 この位置からの大日岳はもう見れないかもね。
      




  ●チーム” さんらく ” の皆さん。                              ●山岳同好会”嵐”の皆さん・・・頼もしい山屋さん達の集団です。
           
  ■左から天唐渓遊さん、綾吉さん、ミッチーさん、沢グルメ                ■O村さん、山旅人さん、グランマ7さん、メリーさん、ケンさん



   ■好天に恵まれ、何とか剱岳にも登れました。 北アでも剱岳は別格・・と言う剱岳に魅せられる人たちの心情が少し理解できたような気がしたかな・
    雪山の魅力満載で良い経験にもなりました。 今回も大変お世話になった 山旅人さん、山岳同好会”嵐”の皆さん 本当にありがとうございました。

 








■時  期  :  2007年5月3〜5日
■地  図  :  剱 岳
■メンバー  :  山旅人、O村s、ケン、メリー、グランマ7 (敬称略) ・・・山岳同好会 嵐
           ヤマメ11、天唐渓遊、ミッチー、綾吉、沢グルメ(敬称略)・・・ さんらく会







                                            


































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